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はじめまして!
不思議なものなら、妖怪でも幽霊でも何でも好きな
岡山県のQちゃんです♪
「幽霊とかオバケとか、ホントにいたら怖いからイヤだけど、
こんなおもしろい妖怪なら見てみたいな」と、
鬼太郎やオバケのQちゃんなどのアニメを
ワクワクしながら観ているような子どもでした (*゜ー゜)ゞ
大人になってからも、
幽霊が登場する物語を大学の卒論テーマに選ぶほど、
自他共に認める“怖いもの好き” ヾ(●⌒∇⌒●)
私のこの「Qちゃん」というペンネームも、
名前に「Q」と読める漢字が入っているのと、
“怖いもの好き”なことから、
オバケのQちゃんにちなんで、学生時代につけられたあだ名です(^_^;)
これから、妖怪が好きな皆さんに、
岡山県にまつわる妖怪についてご紹介したいと思います。
どうぞ、よろしくお願いします。
岡山と言えば・・・
「山陽地方」「晴れの国」とか呼ばれたりするだけあって、
ちょっと明るいイメージの土地柄ではないでしょうか?
ふと、「妖怪といえば、ちょっと暗くてジメジメした土地が好きそうだから、
こんないつも晴れている地域に、何か妖怪がいるのかしら?」
そんな疑問にブチ当たってしまいました(^^ゞ
そこで、私の愛読書
『鬼太郎と行く 日本ぐるぅり妖怪めぐり』でチェック!
この本では、日本各地の妖怪が分かりやすく紹介されています。
数年前に、子どもに買ってあげた本のハズなのに、
いつの間にか私のものに(^^ゞ
それはさておき、岡山県の妖怪は、何かというと・・・
昔の竈(かまど)でご飯を炊く時に使う“お釜”を頭にかぶった、
毛むくじゃらな妖怪、
「鳴りかま」です。
本には
…………………………………………………………………
鳴りかまは、かまが化けたように思えるが、少しちがう。
(中略)
火にかけたかまの水がお湯になると、
ウォーッと動物が吠えるような音がする。
この音は鬼の声だとされ、
かま鳴りの正体も鬼だといわれている。
…………………………………………………………………
と書かれています。
そして、
吉備津(きびつ)神社でいまもおこなわれている
かま鳴りの神事
のことも紹介されていました。
あーーーーーーっ! Σ( ̄□ ̄
吉備津神社! 鳴釜神事!!
あります! その神事、実在しています!
(「かま鳴りの神事」とか「鳴釜神事」とか、
いろんな呼び方があるみたい)
また、江戸時代、
上田秋成が書いた怪奇小説『雨月物語』にも、
釜の鳴る音で吉凶を占うという神事を題材にした
「吉備津の釜」という話があります。
大学の卒論で、その『雨月物語』の中の1編を選んで研究した私としては、
「鳴りかま」が岡山代表の妖怪だったことに、
ちょっと運命を感じちゃいます~。
そこで、さっそく岡山市にある「吉備津神社」へ行ってみました!

吉備津神社は、吉備津彦(きびつひこ)を祀っている神社。
本殿は、比翼入母屋造(または吉備津造)と呼ばれ、
国宝に指定されているそう。
その本殿の横にある長い回廊を進み、
ほぼ中間にある枝廊下を曲がると御釜殿があります。
ここには、吉備津彦に退治された鬼「温羅(うら)」が
祀られています。
一説によると、
温羅は、首を切られた後も大声を出し続け、
さらに吉備津彦が御釜殿の竃(かまど)の下八尺に埋めてもなお、
十三年間も唸り声が止むことはなかったとのこと (゚_゚;ノ)ノ
ある夜に、吉備津彦の夢枕に温羅の霊が現れて、
「吾が妻、阿曽(あぞ)郷の祝(ほふり)の娘、阿曽姫をして
ミコト(吉備津彦のこと)の神饌(みけ)を炊(けし)がめよ、
もし世の中に事あれば竃の前に参り給はば幸あればゆたかに鳴り、
禍いあれば荒らかに鳴ろう」
と、そう告げたそう。
つまり、
「自分の妻を巫女として側に置くなら
釜の下から吉凶を占ってやる」ということ。
吉備津彦も、温羅の唸り声に手を焼いていたからでしょう。
そのお告げの通りにすると、
祈祷する内容によって、異なる音が鳴るようになったことから、
この御釜殿での「鳴釜神事」ができたのです。

希望すれば、神事をして占ってくれるので、
さっそく境内の社務所へ行って、受付をしましたよ~。
いよいよ鳴釜神事を体験!
鬼の声を聞くことができるんです!! ((○(^▽^)○))

※残念ながら、御釜殿の中は撮影禁止なので、写真はありませんm(__)m。
御釜殿の中に入ると、
右側に大きな竈(かまど)があり、
そこには鉄釜と甑(こしき)が据えられています。
その甑の下の竈にはもう火が入っていて、
パチパチと音を立てながら燃えていました。
いつもそうやって火が焚かれているためか、
殿内の壁も柱も天井も、すすで真っ黒になっています。
神主さまが祝詞を読み上げると、
殿内が神聖な雰囲気に満ちてきます。
それから、巫女さんが、
甑の上にフタのように置かれている菰(こも)を外し、
お米のようなものを入れた器を甑の中に入れ、
シャカシャカという音を立てながら振り始めました。
すると、
急にウォーンともゴォォォォッともいうような
低い音が響きだします。
「響く音に包まれる」なんともいえない不思議な感覚です。
その音はとても長く続き、
私が目に見えない何かに圧倒されている間に、
いつしか祝詞は終わり、神事は終了しました。
「これが鬼の声なのね~!!」と、かなり感動!
もっと禍々しい、恐ろしい音なのかと思っていましたが、
むしろ荘厳で神々しい印象を受けた声でした。
神事の後に、巫女さんにいろいろなお話をうかがいました。
やはり、占いというだけあって、
この釜の音は、鳴る時もあれば鳴らない時もあるそうです。
ちなみに、占いの吉凶は、
自分でその音を聞いて、自分で判断するということ。
神主さまや巫女さんには聞こえても、
祈祷をうけた人にだけ聞こえない。
そんな不思議なことも起こるのだそう。
ということで、私の占いの結果はというと・・・
聞いていて、とても心地よい感じがしたし、
大きな音で響く様子が、非常にありがたく思えたので・・・
よし、これは大吉ってことにしよう
って、決めました?! \(^_^)/

こうして、私の「鬼の声を聞く」という初体験は終了?!
架空の生き物とされる妖怪、鬼「温羅(うら)」の声を
実際に耳にすることなんて、めったにないこと。
しかも、その不思議な「声」を
運良くしっかり聞くことができたので、スゴく嬉しかったです♪
みなさんも、
「自分も鬼の声を聞いてみたい。占ってみたい」
と思われたら、
ぜひ、吉備津神社へいらしてくださいね(^_=)☆
岡山駅からJR吉備線に乗り換えて、
「JR吉備津駅」で下車すれば、
吉備津神社への表参道に繋がります。
御釜殿の前では、小さな鬼もお出迎えしてくれますよ。

ところで、この鬼「温羅」って、
一体どんな悪さをしたのでしょう。
次回は、巫女さんに聞いた話を元に、
「温羅」について、もっと詳しく紹介しますね。
お楽しみに(*^_^*)/
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2011-11-29 9:39